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아쿠타가와 류우노스케의 문체 - 작품에 나타난 「 に(のに)違ひない 」 , 「 に(のに)相違ない 」 의 표현
Style on Akutagawa Ryunosuke - Expressions of 「 no(noni)chigainai 」 and 「 ni(noni)souinai 」 from Akutagawa Ryunosuke's works -
이금재(Keum Jae Lee)
일어일문학연구 22권 173-203(31pages)
UCI I410-ECN-0102-2009-730-006475324

芥川龍之介の93作品に見られる「に(のに)違ひない」「に(のに)相違ない」について考察してみた. その結果, 次のようなことがわかった. ①「に(のに)相違ない」は, 芥川龍之介の文學世界が「保吉物と呼ばれる現代物」に變る『報恩記』以降にはほとんど見えなくなり, 「に(のに)違ひない」の表現だけが現われる. ②「に(のに)違ひない」「に(のに)相違ない」文に呼應する副詞「きつと」「實際」は, 時期的に短期間に集中して現われる. これは, ある表現を短い期間だけ用い, またそれを捨てるという傾向が, 芥川の文體上の好みに存在すると指摘できるであろう. ③芥川の作品に見られる「に(のに)違ひない」「に(のに)相違ない」は, 作品展開の逆轉を暗示していることがわかる. この表現は, 話を大きく轉換する一つの峠をなしている表現であるといえるであろう. ④芥川の作品に見られる「に(のに)違ひない」「に(のに)相違ない」には, 同樣の內容を繰り返しながら用いられるものと, 指示語で繰り返しながら用いられるものとの, 二つの表現形態が見られる. また, この二つの形態には, それぞれいわゆる逆說を表わす接續語が用いられる場合もある. これらは, 先行する表現を具體化しながら, 「に(のに)違ひない」「に(のに)相違ない」を用いるという表現上の特徵が見られる. ⑤芥川の作品に見られる「に(のに)違ひない」「に(のに)相違ない」という表現には, 先行する表現をそのまま繰り返した上で, 何らかの副詞をその表現の前に添加して表現するという傾向のあることが指摘できる. 以上のように, 芥川の作品に見られる「に(のに)違ひない」「に(のに)相違ない」についての表現の特徵を見ると, 「Aは(が,も)+ない」の外に, 芥川の別の面での表現意識が受け取られるといえるようである. すなわち, 「に(のに)違ひない」「に(のに)相違ない」という表現で, 讀者に强い印象を與えてから, その「に(のに)違ひない」「に(のに)相違ない」と考えたことを轉換させていく芥川の話の展開方法は, その表現效果が大きいと思うのである. また, 芥川の表現が單なる繰り返しではなく, 具體化と强調とを伴う繰り返しとして「に(のに)違ひない」「に(のに)相違ない」を用いているものと認められると思うのである.

[자료제공 : 네이버학술정보]
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