18.227.228.95
18.227.228.95
close menu
만엽집 (万葉集) , 권 13 상문 (卷十三相聞)에 있어서의 지명가의 양상
A study on aspects of the place name-related poetry in MANYOSHU - a case of the 13th book ( " SOMON " )
성기연(Gee Yeon Seoung)
일어일문학연구 28권 163-183(21pages)
UCI I410-ECN-0102-2009-730-006474478

卷十三は万葉集のなか傳承歌としての古體の長歌を拾い集めて一卷をなした卷である. このような卷十三の配列のことについては五味保義氏による地名配列說が主になっている. それで本稿はその論を基盤として特に相聞における地名歌の樣相をとおして配列のことを考えてみてから卷十三の編者意識にせまっていこうと思う. その際, 硏究對象としては特に相聞の長歌を對象とするが, それは部立のなか相聞の場合, 他の部立と比べて地名の必要性をあまり持っていないにもかかわらず卷十三の相聞は特に地名がたくさんでてくるからである. そして長歌だけを硏究對象としたのは卷十三は長歌と短歌の成立において, 內容的に合わないということなど問題点が多いからである. 以上を硏究した結果, 卷十三の相聞は男女の戀を主題として地名を意圖的に使って戀を表現しているのがわかった. すなわち, 地名歌はある地名をとおして戀をいろんな角度で象徵的に描いている. それも大地名と小地名に分けて, 大地名によっては逆接の表現で戀の存在意識を大きくとらえ, 小地名によっては順接の同格の表現で自分の內部の戀の樣子と狀態を描いている. そして無地名歌は地名歌と同じ趣によって緊密な關係を保ちながらつながっている. このような部立の構成法は, 歌の感動の效果の面からみても實用的だと言える. すなわち, 地名歌では地名によって戀を象徵的に描き, 無地名歌によってはその戀をもっと具體的に描いているからその戀の心を十分表現できるのである. 以上のように卷十三·相聞の地名とそれによる配列はその部立の性格をもっと生かすという編者意識から出發した編者の工夫によるものだと考えられるのである.

[자료제공 : 네이버학술정보]
×