52.14.85.76
52.14.85.76
close menu
나쯔메 소우세키 ( 하목수석 )의 서양 벗어나기에 관한 일고찰 - 『 초침 (草枕)』 를 중심으로 - ( 夏目漱石の西洋切り拔けに關する一考찰 - 『草枕』を中心として )
A Study of Natsume Soseki's Great Effort to Overcome Western Influence In 『 The Three-cornered World 』
오현수(Hyun Soo Oh)
일어일문학연구 32권 167-188(22pages)
UCI I410-ECN-0102-2009-730-006473906

夏目漱石の『草枕』は1906年, 雜誌「新小說」9月號に發表された中篇小說で, 漱石の作家としての地位が確立された作品である. これは時期的にみると, 日露戰爭終結後まだ一年しか經っておらず, この戰爭は作品に少なからぬ影響を與えたと思われる. 事實, 漱石はこの作品の時代的背景を日露戰爭中に設定している. しかし, 今までこの作品に對する硏究は時代的な背景から分析しようとする試みはあまり行われなかった. その主な理由は言うまでもなく, 漱石と日露戰爭との關聯性を日本の硏究者達が意識的に避けようとしたところにある. したがって, 今までのこの作品に對する斷片的な硏究から拔け出し, この作品を日露戰爭と關聯させて結合的かつ多角的に分析する必要があると思われる. そこで本稿では『草枕』を執筆する前後に漱石が書いた斷片, 日記, 書翰などの分析を行ったのであるが, それを通してつぎのようなことをつきとめることが出來た. すなわち, 漱石が作品の中で畵工である `余` を通じて, ミレ-の書いたオフェリアの畵に代表される西洋コンプレックスを克服せんとしていたことを `余` の心理變化をたどりながら理解することができた. また, その過程で彼がどのように `神の知らぬ情で, しかも尤も神に近き人間の情` である `憐れ` という日本美を再認識したかを考察した.

[자료제공 : 네이버학술정보]
×