34.230.77.67
34.230.77.67
close menu
KCI 후보
문학 , 일본학 편 : 다이쇼 (大正) 시단과 무로우 사이세이 (室生犀星) - 생활자적 (生活者的) 서정시의 세계 -
Literature , Japanology : A Study on Muro - Saisei`s Lyric in Taisho Period
임용택(Yong Tack Rheem)
일어일문학연구 38권 111-129(19pages)
UCI I410-ECN-0102-2009-730-005821364

室生犀星(1889-1963)は大正期を代表する抒情詩人の一人である. 實際の處女詩集である『抒情小曲集』(1918)や『靑き魚を釣る人(1923)といった初期の詩集を번くと, 彼の代表作のみならず近代詩の絶唱として名高い「小景異情·その二」をはじめ, 今も多くの人に愛されている珠玉の小曲がずらりと竝んでいる. 特に彼が詩人としての文名をふるうようになった大正中期は, 前代の文語定型詩に代わる口語自由詩の流行が目立っていた時期だけに, 先述の詩集らを織りなしている典雅な文語調の響きは, 佐藤春夫とともに異色的な詩人と呼ふにふさわしい. 本稿は犀星の初期の抒情詩を, 詩人個人の不幸だった生い立ちへの熱い凝視から生まれた實生活の體驗の記錄として見つめたものである. 普通, 日本の詩歌の傳統の中で抒情詩といえば, 詩人の主觀的な情調が繰り出す, 自然の風物と調和する形のロマンチックをものを思い浮かばせるのだが, 犀星の場合は, 抒情詩では强調されがちな言語的修辭技巧や藝術至上的な美意識の表出は影を潛めている. そのかわり, 苦しく貧しい生の實體驗に根差した孤獨と哀傷の念が, 自然現象との見事な照應を呼び起こし, 犀星ならではの語法や感覺描寫のうちに溶け입まれながら, 素直な人生詩的な領域を繰り廣げてみせる.健康で敬虔ともいえる生活者としての精神性と抒情時人としての藝術性を同時にめざす, 犀星獨特の世界を切り開いた感がある. このような特徵は, 絢爛な官能と感覺の展開の中に, 日本における靑春の抒情小曲の流れを示した前代の北原白秋や, 病的に近い憂鬱や倦怠, 孤獨のうちに近代人としての情緖を盛り입んだ萩原朔太郎といった, 同時代の詩友の作品とは見方を異にする. また,口語自由詩という時流に乘じながら, 大正詩壇の一角を擔った民衆詩派の無味乾燥な思想詩や人道博愛的な理想主義の精神の一面に片寄った白樺派の社會的性格の詩とも區別しなければならない. 奇遇だった生い立ちへの記憶から觸發された漂泊·流離の情をあしらいながらも, 過多な感傷の橫溢は見られず, 未來に向けた健康な生への意思を强調しながらも, 決して觀念に立ち寄ることがなかった. 犀星にとって詩は, 現實と懸け離れた想像や虛構の世界に戱れるものではなく, 一人の人間としての孤獨な生の步みが送り出す生活者的感情を文字化するうえで, 自然に文學的な表現を獲得したものといえる. そぅいった特徵は, 『愛の詩集』に代表される, いわゆる第二期以降の口語自由詩時代においても變わることをく, 彼の抒情詩の本流をなすものと評すべきだろう.

[자료제공 : 네이버학술정보]
×