本論文は、從來硏究での「らしい、ようだ、みたいだ、(し)そうだ、だろう」の比較硏究においての問題點を指摘し、その解決方案を文體論·語用論的方法で模索しようとした。從來硏究の問題點とは、まず、「らしい、ようだ」か「らしい、だろう」、ぁるいは、「らしぃ、ようだ、(し)そうだ」などの散發的な相互比較にすぎなかったことであり、これらを比較する正確な基準が提示されていなかったことである。つまり、文末の「らしい、ようだ」を全部同等なレべルのものとして認識しそれらを比較したため、たとえ文末に位置していても內在されている推量性には差がおり、それによって意味が異なってくる場合もある、ということを看過したのであろう。このような不明確を比較基準による分析法では、當然、その結果も短篇的·微視的なものになってしまうはめになる。 從って、本論文では「らしい、ようだ、みたいだ、(し)そうだ、だろう」の推量表現(傳聞、樣態、比喩、反語などの派生的な要素の加わらない、ただなんらかの根據により推量された表現)だけを硏究對象とし、3つの項目(發話時の主要素/臨場感の高低/情報源)を設定し分析した。つまり、同一レべルの表現だけを對象とし、同一項目を設定したうえで相互比較する方法をとることにより、明確な差異點を把握することきを試みたのである。 その結果、次のような修正案を見出すこともでたし、「よぅだ」と同一視された「みたいだ」の個別的な特性と、「(し)そうだ-1」と「(し)そうだ-2」との相異點をも提示することができたのである。 ◁표 삽입▷(원문을 참조하세요)