44.221.43.88
44.221.43.88
close menu
KCI 후보
어학,교육 : 기독교 자료에서의 『대절』에 관하여
Language,Japanese Education : The meaning of 『Taiset』 in the Christian Material`s
이영숙 ( Lee Yeong Sug )
UCI I410-ECN-0102-2009-730-002395541

鎌倉·室町時代の語彙を考察するにあたって, その時代の言語を知る上で特別に重要なことはキリシタン關係の資料である. キリシタン資料は十六世紀後半から十七世紀前半にかけて來日したカトリック宣敎師たちがキリスト敎の布敎のため, 日本語をロ-マ字で記した文獻があり, それらは當時の日本語を知る上の貴重な資料である. このように中世から近世の轉換期に生まれたキリシタン文學は, キリスト敎の佛道を目的として書かれたものであり, 從ってその主題や素材はキリスト敎的な色彩を帶びている. 日本語の史的硏究の躍進を促した三大原動力ともいえるので, 本稿ではキリシタン語彙の中で具體的な用語例-キリシタンの敎えにとって重要であるものであって, 愛の思想の大きな價値を具えている「大切」を通して, その意味と特質を考察した. つまり, 中世では「大切」をどのような意味に用いたか, 中世のキリシタン宗敎書と日本文學書と比べた場合の差異はなにか, そして, この語の類義語はどうか, などについて考察した. 分析結果, 目につくことは, キリスト敎か愛の宗敎であるが, キリシタンは愛という語は回避した. 16世紀後半, 日本に內航した宣敎者たちはアガペ-とエロスを峻別するためにamorという語を「愛」という粉らわしい語に對置させることをさけ「大切」あるいは「御大切」と「戀」とに使い分けた. 意味用法そして語彙の變化においては, 「大切」という語の同義語に「大事」という語が別に存し, 大事にすると言い, 大切にするともいって, 物事の重要さ, 尊重さをあらわすのに使っている. 動的に物事の切迫と靜的に物事の切要とは意味相通ずるけれども, 大切は切要重要の意より尊重の意に發達してきた. 他の文獻との比較を通して, 大切と大事を比較檢討して見ると, 大切の用例は「ぎやどべかどる」と「こんてむつすむん地」に多く見られ, 「イソボ物語」「平家物語」「狂言」の順にあらわられる. 內容的にはキリシタン宗敎서の例がおおく, 次にキリシタン文學書, 日本文學書の順にあらわれる. その類語の大事の用例は, 日本文學書, キリシタン文學書, キリシタン宗敎書の順にあらわれる. これは要するに「大切」という語が切迫緊急という意や, 緊要重要という意があったところからして, その重要の義より尊重, 愛重の義に移り, それが當時のキリシタンによって神の愛, 靈的愛, 神聖なる愛という內容を持たせられたこと, すなわち, 宗敎的で特殊な意味用法は日本國語史上注目すべきことだと思われ, それは語義變化の一例として見逃してはならないと考える.

[자료제공 : 네이버학술정보]
×