3.17.128.129
3.17.128.129
close menu
KCI 후보
일본어부조사 『など』유의 의미와 구문 - 근대,현대를 중심으로 -
Language,Japanese Education : A Semantic and Syntactic Study of Adverbial Particles including NADO in "kindai" and "Gendai" Japanese
이묘희 ( Lee Myo Hui )
UCI I410-ECN-0102-2009-730-002395203

本論文では「など」類の意味·構文について考察してみた. 「など」「な(ん)ぞ」は近世まで副助詞として發達して使われており,「なんか」「なんて」は近代から助詞化して使われ始めるようになった.近代には「など,なぞ」は地の文での比率が高くなって文章語的性格を,「なんか,なんて,なんぞ」は會話文での比率が高くて口頭語的性格を表している.「など」は明治後期から次第に文章語化しており,「なんど」は大正期からはあまり見られなくなる.一方,「なんぞ」「なぞ」は明治前期には口頭語として盛んに使われているが,明治後期からは口頭語としては「なんか」「なんて」の方が急檄に增加しており,「なんぞ」は老人語的感じの用法に,「なぞ」は地の文に多く用いられるようになる等,「なんか」「なんて」と「なんぞ」「なぞ」とは位相的な差が見られる.昭和になると「なんぞ」「なぞ」は衰え,現代にはほとんど使われなくなる. 意味·用法は,例示·同類の用法,婉曲の用法,話し手の評價を表す用法.,の三つに分けられるが,この三つの意味の差,昔定文,否定文の差に大きくかかわっており,文脈にも依存しているが,文中に現れる位置によって生じることもわかった.構文の面では,「など」「なんか」「な(ん)ぞ」の類と「なんて」とは相異を見せている.「なんて」は格調詞に下接だけの承接しかなく,接續助詞「て」にも下接しなく,引用助詞「と」が下接することもない.なお,「なんて」は例示·同類の用法もなく,「など」,「なんか」「な(ん)ぞ 」と意味や構文の面において相異をみせていることが觀察できた. 意味·用法のなかで,「話し手の評價」の用法は,「なんか」「なんて」等の口語の副助詞が成立した明治後期以後盛んになった近代語的用法と見られるが,近代から現代まで「なんか」「なんて」は「話し手の評價」の用法專用と見てよいであろう.このように,近代語を特色づける表現等が成立,定着することによって,近代語の體系も完成して現代に至ったと思う. う要因についての考察である.「文體」に焦點を當てることによって,先行硏究での意味的,統語的な選擇制限という基準では說明切れなかった部分までも說明することができ,「本體」による制限を意味的,統語的な制限を補う要因として位置づけることができた.また,文體による「こと」と「の」の選擇制限についての考察結果を以て日本語敎育における學習の難易度の高い「こと」と「の」の使い分けへの指導案を提示することができた. 文の名詞化要素「こと」と「の」は,書きことばでは「こと」の選擇が確然と多いが,話しことばでは「こと」の選擇が減って,「の」の選擇が確かに增えていく.ところが丁寧な表現においては,「書きことば對話しことば」という文體の差は「こと」と「の」の選擇に大きな影響を及ぼしていない.つまり,「書きことば對話しことば」という文體の制限よりは「丁寧な表現對普通の表現」という文體の制限のほうがより優先的であるということが分かった. なお,「こと」には文の名詞化要素という機能以外に文章または話しに「+丁寧さ」を持たせる機能を,「の」には文の名詞化要素という機能以外に文章または話しに「-丁寧さ」を持たせる機能を認めることができた. 日本語學習者にとってレポ-トの作成,發表または,ビジネス文書の作成,取引先との敎務上の話し合いなど丁寧な表現が要求される場面はまだまだ多い日本語で丁寧に書いて,丁寧に話すという運用技術の向上のために,今後「こと」と「の」の使い分けに對する體系的な指導とそのための上級者向きの敎科書の開發が要求される. 本硏究は日本語學硏究の成果を日本語敎育の現場で活用するための一つの試みでもある.こういう試みは硏究と敎育の連携という面でも必要であろう.今後日本語學硏究の成果が日本語敎育の現場でなお積極的に活用されることを期待する.

[자료제공 : 네이버학술정보]
×