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KCI 후보
『후십유집』 연가의 『~인』고 - 이즈미시키부의 노래를 중심으로 -
Literature,Japanology : A Study on 『~Hito』 of 『Gosyuisyu(Love Song)』
노선숙 ( No Seon Sug )
UCI I410-ECN-0102-2009-730-002394968

本稿では,『後拾遺集』戀歌に見える他者規定の類型と樣相について考察した。228首の戀歌中、他者規定の見られる歌は、21首である。戀歌21首の作家のなかで、和泉式部の6首と、赤染衛門·小辨·中原賴成妻の3首を合わせて4人の女流歌人の歌に9例の「~人」表現が用いられている。これに反して、男性歌人の歌は13首3例に達している。 女流歌人の歌に描かれた他者(戀人)とその人に對する感情表現は,「わが思ふ人-逢ひ見てしがな」「まづかきやりし人-戀しき」「思ひ知る人-あらなん」「つらき人-忘れがたき」というように、肯定的な表現が目立つことが分かる。これに反して、男性歌人の歌に登場する他者表現は,「つらき人-はてぞゆかしき」「戀しき人-おほかれば」「みくりくる人(私をくるしめる人)」など、戀人に對する恨みと對手のことを責れめる否定的な表現が見出される。 他者規定の類型においては,「思ふ」(1例)·「見る」(2例)·知る(3例)·「忘る」(2例)·「かきやる」(1例)などの動詞形の修飾表現と、「戀しき」(2例)·「つれ(も)なき」(7例)などの形容詞の使用が多い。いちばん多い用例をみせる「つれなき人」は、戀の最初の段階で感じる相手のイメ-ジを表わしており、戀一で4例も用いられている。殘りの3例は、戀二(1例)と戀四(2例)にえる。 戀の破局を向かえた心情の歌が收められた戀三で、「戀せし人」「戀しき人」というふうに過去形の戀人で描かれている。和泉式部の戀人に對する他者規定はもっと具體的で,「かきやりし人」という身體的な表現もみられる。戀の終わった悲しみと嘆きを詠っている歌が收められている戀四は「つらき人」「忘れゆく人」「よそにふる人」など、ごく一般的な描寫となっている。 このような『後拾遺集』の全般的な戀歌の傾向の中で、和泉式部の他者規定は用例數や內容面において異彩を放っている。さらに、和泉式祁が個性的な歌語の使用と豊かな想による破格的な試みをはかって千篇一律の歌壇を刺激する先驅けとなったと言うことを、戀歌を通じて確認することができた。

[자료제공 : 네이버학술정보]
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