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KCI 후보
일본중고,중세문학의 사상적배경의 재검토
Literature,Japanology : A Review on the Ideological Background of the Japanese Ancient and Medieval Literature
최문정 ( Choe Mun Jeong )
UCI I410-ECN-0102-2009-730-002394953

論者は,今まで民衆文學として評されてきた軍記物語に對し、王法佛法相依論を中心とした支配イデオロギ-が作品の主題として成立に關わっていたことを論じてきた。ところが、このような見方は從來の佛敎史の通說とは相容れないものであったので、そのような食い違いが問題として指摘される余地があった。卽ち、「この時代に新佛敎の各宗派が次??に成立し、これらの佛敎思想の影響を受けた人??の中から、多くのすぐれた文學が生み出された」というように、新佛敎=民衆佛敎が中世文學の背景であったかのような說明か通說となっていた。ところが實際は、黑田俊雄の實證的な硏究とそれに呼應した硏究成果により、旣に二十余年前にその通說は覆されていた。平雅行が指摘されたように「これまで長い間、舊佛敎·寺社勢力は古代的なものとされ、鎌倉新佛敎が中世佛敎と位置づけられてきたが、黑田俊雄氏が1975年に顯密體制論を提起し、これで舊佛敎の評價は百八十度轉換し、顯密佛敎は今や中世佛敎の中核と位置づけられるに至った」わけである。さらに近年、平雅行等は思田俊雄の硏究を一層進展させ、緻密な實證的硏究業績を出したので、そのような歷史學の硏究成果を文學硏究にも取り人れ、學際的な方法で硏究が行われていくべきであるが、そのような動きはあまりにも微弱である。高校の敎科書や參考書にも過去の通說が載っており、韓國の大學の日本文學史や日本歷の授業でも日本の敎科書や參考書の內容を檢討せず受け人れ、過去の通說を敎えているのが實情である。さらに以上の問題は中世軍記物語だけに關わる問題ではない。中世文學と宗敎との結び付きはすこぶるく、かつ深いものであったと評されており、そのような問題は中古文學にも關わっているといえよう。 本稿では、文學の學際的な硏究方法の一環として、佛敎史の新學說をまとめ、現金の日本文學史の敎科書に載っている通說が新學說により覆されていることを提示し、論者の提示した軍記の學說が佛敎學界の新學說と合致していることを見せるとともに、以上のような作業が文學史のその他の領域でも行われるべきであることを覺え書きの性格として提起し、その可能性を模索しようとした。

[자료제공 : 네이버학술정보]
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