3.145.94.251
3.145.94.251
close menu
KCI 등재
韓國語話者の發音に見られる促音の脫落について
소성창자 ( Koshiro Akiko )
UCI I410-ECN-0102-2008-730-002569223

韓國語母語話者の日本語學習者の發音における促音脫落(促音が脫落しているように聞こえる現象)に關する調査を行い、生起要因について考察を行った。その結果は以下のようである。韓國語には、發話に見られる區切り、ひとまとまりのリズム單位말토막(語や句のまとまり)がある。(이1989)。말토막は<强勢の置かれた音節一つ=核>+<その前後のいくつかの弱音節>から構成され、單語が말토막の場合、CVCという重音節が强勢音節=核になりやすい。このため、例えば日本語のCVQ+CV(○っ○)やCVQ+CV+CV(○っ○○)、CV+CVQ+CV(○○っ○)という音節構造では、CVよりも重いCVQに强勢をおいて發音しやすいので促音を實現しやすい。一方、CVQ+CVN(○っ○ん)やCVQ+CVR(○っ○―)という第二音節に撥音や長音を含む構造では、CVQもCVN/CVRも重音節であるので、いずれもCVQに强勢を置いた場合は問題ないが、何らかの理由でCVN、CVRが核になる場合は、音聲的に强く長くなることで第一音節CVQが相對的に弱音節として短く實現され、促音が脫落して聞こえるのではないかと考えられた。これを踏まえ、調査1(無意味語)と調査2(有意味語)を行った。(1)調査1では、4モ一ラで音節構造の異なる無意味語『たったた』『たたった』『たったん』『たった一』を發話した韓國語話者3名の發音の持續時間を分析した結果、『たったん』『たった一』で促音脫落が觀察された。(2)調査2では、有意味語の促音語66語を音節構造により5タイプ(①CVQ+CVN②CVQ+CVR③CVQ+CV+CV④CV+CVQ+CV⑤CVQ+CV)に分類し、これらを含む200字以內の文を韓國語話者6名が朗讀、その發話をもとに日本語話者3名が促音の脫落、非脫落を判斷する調査を行った。その結果、6名ともタイプ③~⑤より、①~②において脫落していると判斷された語數が多かった。(3)脫落と判斷された發音の持續時間を分析し、日本語話者に脫落と認識されるパタンの分類を行った。この結果、閉鎖持續時間が短いことだけでなく、促音以外の音節が長くなること、先行母音が短いこと、アクセントの影響などにより、脫落と判斷されることを指摘した。

[자료제공 : 네이버학술정보]
×