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KCI 등재
バの『行爲誘導機能』とナラとの關係性
정상미
UCI I410-ECN-0102-2008-730-002569061

本稿では、『文脈』の中でのバおよびナラの機能を考察するとともに、ナラとバとの關係を考えてみることにより、これらの表現の效果的な指導方法に關する提案をした。バの『行爲誘導機能』の場合、聞き手、あるいは、話し手自身の何らかの行爲を導くための內容がバの前件に示されるが、ナラの場合は、ナラの前件にそのような동きかけの內容が表れることはなく、主に、後件の동きかけ內容の前提や根據が述べられる。そのため、『行爲誘導機能』として用いられるバは、ナラとの置き換えの可能性がないように思われる。ナラは、聞き手に何らかの行爲を起こしたり、理解を促したりするための話題や根據を提供する機能を持つことから、『行爲誘導機能』として동くバ文の前に位置し、その前提、あるいは、根據を示すことができる。これまでのバの機能分類に基づき、本稿では、機能の『文脈具體化』という槪念をもって、その指導方法を模索した。『文脈具體化』とは、川口(2003:57~70)で『特定の場面において『誰が·誰に向かって·何のために』表現をするかを記述してみること』と定義した『文脈化』をより詳細化した槪念であり、バが持つ多樣な機能を具體化された文脈とともに提示することによって、學習者の容易な表現習得を促そうとするのがバの『文脈具體化』である。各表現が持つ機能を理解させるためには、學習者がその文脈を明確に讀み取れるような用例提示や解說、練習などが伴われなければならないというのが本稿の立場であり、このような一連の過程を機能の『文脈具體化』とする。また、バが談話に用いられる際に동く機能は、一つだけではないが、またその多樣な機能がすべてバラバラではなく、當該の談話において、各機能は關連性をもってそれぞれの役割を果たしていることはこれまで述べてきた通りである。他の表現との關係性をも念頭において、そのような多樣な機能を段階的に導入していくのも『文脈具體化』の重要な內容である。すなわち、各表現が持つ機能を詳細に分析し、その分析結果に基づいて學習者の學習レベルに應じて一つ一つの機能を提示し、積み上げていく過程が機能の『文脈具體化』であり、このような『文脈具體化』によって學習者の談話運用への應用につながる表現指導が實現できると思われる。

[자료제공 : 네이버학술정보]
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