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KCI 등재
아쿠타가와 류노스케의 종교관
芥川龍之介の宗敎觀
하태후 ( Tae Hu Ha )
UCI I410-ECN-0102-2008-730-002568342

芥川の全作品約200編余りにはキリスト敎を直接的に素材した作品が約1割を超え、また彿敎を素材にした作品も10編余りを過ぎる。そこには『仙人』のように道敎的な背景を持っている作品もある。それだけではなく芥川は『河童』という作品で彼が命名した〈近代敎〉と〈生活敎〉という獨特の宗敎を作り上げた。芥川は『今昔物語集』などの古典作品を素材にして作品を書いたため彿敎的な要素も當然作品に入っている。しかし芥川に敎は相對的な存在だったにすぎない。すなわち彿敎は彼にキリスト敎のように自分の存在をかける重さは持っていなかった。それでは芥川のキリスト敎認識はどうだったのか。芥川のキリスト敎認識の土台はなによりも〈聖書〉そのものにあり、また〈人間存在〉そのものにあった。彼が大事に取り扱ったのはキリストの受難の姿であってキリスト敎のドグマではなかった。彼はキリスト敎信仰の入り口まで行ったにもかかわらず、信じることは難しいようであった。『河童』「14」には芥川の宗敎觀に對してうかがうことができる場面が描寫されている。しかしここには生活敎と近代敎という相反する二つの宗敎を入りまじている。芥川が「發狂か自殺か」を控えて本當信じたかった宗敎は「生命の木」で旺盛に生きて行く生活敎であったが、結局はこれも信じられなくなる。結局芥川は生活敎を捨てることで「世紀末の惡鬼」が導く世紀末宗敎である近代敎に歸る結果になるように作品を構成している。結局は「神の愛を信ずることは到底彼には出來なかった。あのコクトオさへ信じた神を!」という告白が彼の宗敎に對する正確な立場の表明だったと見なければならないであろう。

[자료제공 : 네이버학술정보]
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