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KCI 등재
일본문학(日本文學),일본학(日本學) : 『母を戀うる記』 -타나토스(Thanatos)와 에로스(Eros)의 대립양상-
日本文,學日本學 : 『母を戀うる記』 -エロスとタナトス的樣相-
김용기 ( Yong Ki Kim ) , 유미선 ( Mi Sun Yu )
UCI I410-ECN-0102-2012-730-001738298

エロス(Eros)とタナトス(Thanatos)に關する本格的な論議は、ジ―クムント·フロイト(Sigmund Freud)と共に始まったと思われる。『母を戀うる記』は夢という二つの本能がすれ違う狀態で始まり、二つの空間で設定される。タナトス的樣相を表すものとして、「暗黑の世界」、「沼」、「カサカサしている蓮」、「老いて醜いおばさん」などが拳げられ、エロス的樣相を表すものとして、「月」、「海」、「三味線の音」、「狐」、「若くて美しい母」などが拳げられる。「沼」は地でもなく、水でもなく、また、川でも海でもない、中間形態の空間である。それは、淸く透明でないものであり、固くて固着化した性質を持っていない、流動體の狀態を意味する。それとは違い、「海」は地上と天上、誕生と消滅、明るさと暗さなどの象徵的意味を持っている。「沼」が悲しみの情緖ならば、「海」はその悲しみを積極的に受容し、擴大することにより、悲しみを絶望ではなく、復活の空間として昇華させる役割をする空間と見られる。『母を戀うる記』に登場する二人の女人の中で、エロスを代表する人物として「若くて美しい母」、タナトスを代表する人物として「老いて醜いおばさん」が拳げられる。エロスとタナトスの存在が一つであるように、作品の中の二人の女人の存在は、結局同一人物であり、否定したい母と、永遠に保ちたい母の姿を表現したものとされる。生と死、美しいものと醜いもの、希望と絶望などの二項對立構成は、結局、エロスとタナトスの內的分裂における對極構造なのだ。

[자료제공 : 네이버학술정보]
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