3.131.110.169
3.131.110.169
close menu
KCI 후보
韓國語を母語とする日本語學習者の作文における母語の效果 -量の觀点から-
石毛順子
일본근대학연구 11권 163-173(11pages)
UCI I410-ECN-0102-2012-830-002540526

本硏究は、第二言語の作文に對する、下書きでの母語使用の影響を明らかにすることを目的とした。調査對象者は韓國語を母語とする日本在住日本語學校生であった。作文を書かせる際に、作文用紙とともに白紙を配布し、その使用は任意と敎示した。下書きを行った學生は初級後半から中級後半の學生63名であり、その作文を分析對象とした。量に關する分散分析の結果、下書きで母語を用いた群が母語を用いなかった群より有意に少ないという結果はどのレベルにも見られなかった。このことから、下書きにおける母語使用は初中級者の作文に對して、量に關しては惡影響を及ぼさないということがわかった。母語使用が、初中級者の作文の量に惡影響を及ぼさないことは十分考えられることである。言語發達において話し言葉を獲得しなければ書き言葉を自身の資産にすることはできない, ヴィゴツキ―,1975ということを考えると、第二言語の聞く·話す能力が十分ではない初中級者は、讀み書き能力も十分ではなく、母語での論理構成には慣れているが、第二言語のみでの論理構成には慣れておらず、第一言語を用いた方が作文は書きやすいと思われる。量に關して初中級者の作文に母語の惡影響がないことを明らかにしたことは、指導法を達成目標によって變える必要性を示唆している。その必要性は道具箱理論, Wertsch,1967からも裏付けられており、母語による下書きを禁じることは好ましくないということが示唆されよう。

[자료제공 : 네이버학술정보]
×