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KCI 등재
韓國人學習者に見られるコトニナッタとヨウニナッタの誤用文
竹內則晶
일본근대학연구 29권 87-100(14pages)
UCI I410-ECN-0102-2012-830-003023579

韓國人學習者が日本語で作文をする時、間違いやすい形式がある。例えばにコトニナルもその一つだ。コトニナッタが用いられるところにヨウニナッタが用いられる誤用文がしばしば見られる。何故誤ってしまうのか本稿では誤文分析を行った。まず、これは誤用例の多さから個人的な過ちというより母語である韓國語の影響を受けた可能性が高い。そこでコトニナルとヨウニナルが韓國語ではどのように對應しているのか韓日對照を試みた。その結果、やはり韓國語の게 되다との對應が兩者を混同させる原因となっていることを確認した。次にコトニナルとヨウニナルを文法面から檢討をしたが、その際コトニナルとヨウニナルが表す變化に注目し、その變化が一回性のものなのか、それとも繼續するものなのかという点から兩者の違いについて述べた。ヨウニナルは一回きりの變化ではなく、その變化が持續しなければならないし、過去形, ヨウニナッタで用いる時は變化することが決定したのではなく、實際に變化が起っていなければならない。一方、コトニナルは基本的に一回きりの變化であり、變化することが決定したことを表す。しかし、韓國語の게 되다はコトニナルとヨウニナルの兩方の內容を表すため、韓國人學習者はヨウニナルに上記のような使用條件があることを理解しないまま用いてしまうのだと考えられる。この点を理解し、敎授することでヨウニナッタの誤用は無くなるのではないかと思われる。

[자료제공 : 네이버학술정보]
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