本稿では韓中日化粧品産業の競爭力を分析した。韓國化粧品産業は世界市場において比較劣位に置かれているが、その程度は改善しつつある。また世界市場で日本および中國との競爭が激しくなている。そして韓國化粧品産業は輸出入總額だけをみると、日中の間に挾まれたナット·クラッカ―狀態といえるが、中國および日本の市場に對してはだいたい比較劣位に置かれており、また動態的にもその程度が惡化している。こういった硏究結果を鑑み、化粧品産業の競爭力を高める爲には、化粧品産業は高付加價値、文化と技術の集約された先端總合科學を要する環境に優しい産業としてこれからも成長可能性が大きい産業であることを認識し、政府の支援、企業の努力と消費者の消費態度の變化が求められる。