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KCI 후보
韓,日の對照會話分析 - turn-takingの予期失敗と修過程の觀点から-
김지선
일본연구 26권 119-136(18pages)
UCI I410-ECN-0102-2017-830-000385716

本稿では、韓·日の會話におけるturn-takingの豫期失敗とその修復過程からパタ一ンを見い出し、韓·日の異同を探る。そうすることによって、韓·日のturn-takingパタ一ンとの關わりを究明し、雙方の會話スタイルへの影響を明らかにする。予期失敗とは、turnのやりとりの際、次の主流turnを取ろうと試みたものの現話者や他參加者の承認が得られないため、話し續けることができず途中で話すのをやめてしまう發話を指す。また、予期失敗のあと次の主流turnを取って、次話者になることを修復と言う。韓·日における予期失敗とその修復過程では、修復を圖る者が予期失敗の當事者か否かによって、また修復が予期失敗のあと現話者の主流turnの直後に行われるか否かによって、四つの修復パタ一ンが見られる。  パタ一ンⅠ:予期失敗の當事者による、現行turnの直後の修復 パタ一ンⅡ:予期失敗の當事者による、現行turnの持續後の修復 パタ一ンⅢ:他參加者による、現行turnの直後の修復 パタ一ンⅣ:他參加者による、現行turnの持續後の修復 分析の結果、韓·日の予期失敗と修復過程には相違が見られた。韓國語では修復パタ一ンⅠが最も多くなっており、修復の際に予期失敗の當事者が自らの失敗を挽回するかのような素早いturn獲得を行うことで、他者の相づちやturn獲得の余地を殘さないようにする傾向が見られた。一方、日本語では韓國語ほどの優位度は見られないものの、パタ一ンⅣがわりと多くなっており、予期失敗の當事者が直ちに次の主流turnを取って修復を行うことは少なく、現話者の主流turnがしばらく續く間に一回以上の相づちが揷入されてから他者によって修復が行われる傾向がうかがえた。この違いが、韓國語に優位とされるturn-takingパタ一ンⅠ(現話者の主流turnから次話者の主流turnへの直接的な交替)の連鎖を引き起し、日本語に優位とされるturn-takingパタ一ンⅡ(現話者の主流turnの間に他參加者の相づちが入ったり、現話者の主流turnの後に他參加者の相づちが入るもの)の連鎖を引き起す要因の一つとなり、雙方の會話スタイルにまで影響を及ぼしていることが分かった。

[자료제공 : 네이버학술정보]
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