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KCI 등재
평안시대문학(平安時代文學)에 나타난 노녀연애담(老女戀愛譚)의 전승과 작의(作意)
平安時代文學における老女戀愛譚の傳承と作意
김종덕
일본연구 44권 97-114(18pages)
UCI I410-ECN-0102-2017-830-000378946

平安時代の老女戀愛譚は如何に傳承され, 物語の作意として文化コ一ド化しているのかについて考察した。特に上代以來の老女戀愛譚に登場する和歌や男女の交際を分析し, 老女戀愛の實體と美意識を究明した。そして老女戀愛譚と優雅な男女の戀愛を對比させることで, 人間の本性と物語の二重性を調べて見た。折口信夫は古代王權を確立した神?や天皇はいかなる戀愛をも受け入れたことを指摘している。また物語の世界で理想的な色好みの在原業平や光源氏と交際する老女も例外ではなかった。このような色好みの條件は和歌, 音樂, 習字が基本で, 男女の戀愛においては必須敎養であった。例えば, 『古事記』の赤猪子, 『伊勢物語』のつくも髮の女, 『源氏物語』の源典侍はそれぞれ年寄の女性であったが, 色好みの男性に戀愛の感情を抱いて求愛する。また彼女たちは烏滸的な行動をしながらも, 和歌を贈答することで理想的な戀愛をする。すなわち, 若い男女の優雅な戀愛と老女との烏滸的な戀愛が同時に語られることで人間關係が相對化され, 讀者に物語の面白さとカタルシスを提供する逸話になっているのが老女戀愛譚である。本稿では平安時代の物語文學におけるは老女戀愛譚の傳承と作意を考察した。古來, 王朝文學は‘をかし’や‘もののあはれ’として定義されてきたが, 理想的な色好みは優雅な戀愛ばかりでなく, 老女との戀愛も受け入れることによって王權が完成されるものであった。一般の讀者はこのような老女の好色や烏滸的な行動, 歌德說話からカタルシスを味わったと思われる。

[자료제공 : 네이버학술정보]
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