글로버메뉴 바로가기 본문 바로가기 하단메뉴 바로가기

논문검색은 역시 페이퍼서치

일본어교육검색

Journal of Japanese Language Education Association


  • - 주제 : 어문학분야 > 일어일문학
  • - 성격 : 학술지
  • - 간기: 계간
  • - 국내 등재 : KCI 등재
  • - 해외 등재 : -
  • - ISSN : 2005-7016
  • - 간행물명 변경 사항 :
논문제목
수록 범위 : 56권 0호 (2011)

한국과 일본의 독도교육문제

김인현 ( In Hyun Kim )
한국일본어교육학회|일본어교육  56권 0호, 2011 pp. 1-23 ( 총 23 pages)
6,300
초록보기
2011年3月30日, 日本の孤島 領有權 主張に關する中學校 敎科書が文部省の檢定を通過して, 韓國と日本の獨島 領有權 主張と敎科書問題の對應關係, 獨島論爭の歷史的事實について考鎭した。獨島問題に關する日本外務省のサイトでは、竹島は、歷史的事實に照らしても、かつ國際法上も明らかに我が國固有の領土である。と言うが、獨島は 地理的で, 歷史的で, 國際法の上にも 明白な 韓國固有の 領土である。朝鮮世宗 14年(1432)に 編纂した「世宗實緣地理志」には, 于山·武陵二島 在縣正東海中 二島相距不遠 風日淸明 則可望見 新羅時 稱于山國 として, 鬱陵島から目でよく見える近所として, 地政學的で見るとき、大韓民國の領土に含まれていたことを日本の良心的な 歷史學者たちと山邊健太郞は論文で韓國固有の 領土である。と主張している。韓國側からは、日本が獨島を實效的に支配し、領有權を確立した以前に、韓國が獨島を實效的に支配していたことを示す明確な根據として古地圖が提示されているし、``竹島外一島俵 本邦關係無``と言う太政官指令書(1877)もある。日本側からは、韓國が日本固有の領土である竹島について、不法占據が續いている狀況の中であると言うが、歷史的事實に照らして、韓國が遲くとも6世紀から實效的支配に基づき獨島の領有權を確立していたのである。1900年以降も 高宗皇帝の大韓帝國 勅令 41號 第2條には、鬱陵島全島と石島(獨島)を 管轄して獨島を領有する意志を再確認した。獨島を實效的に支配してきた明確な證據として明記されている。1946年1月29日 連合軍總司令部の覺書第677號が、日本が竹島に對して政治上又は行政上の權力を行使すること及び行使しようと企てることを禁止した。1946年6月22日 連合軍總司令部覺書第1033號が日本漁船の操業區域を規定した。また、1943年のカイロ宣言にある「日本は、暴力及び食欲により略取したる他の一切の地域より驅逐せらるべし」の「暴力及び貪欲により略取した」地域に當たるものであるから返還しなければならない。本稿で、韓國と日本の主張している獨島問題に關する對應關係について、古地圖と敎科書問題を分析し, 獨島敎育問題ということを明らかにすることに意義がある。
6,400
초록보기
本硏究は名古屋に居住している日本人KFL(Korean as a Foreign Language)學習者を對象にし、アニメ―ション傳達課題を用いて韓國語で發話する際、自發的ジェスチャ―およぴ言語混用(フィラ―)にいかなる特徵があるのかを先行硏究(吳、2007)と比較しながら調査した。具體的に第一に、本硏究では名古屋に居住している日本人KFL學習者のジェスチャ―使用とフィラ―混用の實態を、ソウルで滯在している日本人KSL(Korean asSecond Language)學習者と比較·分析した。分析の結果、まずジェスチャ―産出頻度は二種類の學習者間でほとんど差が見られなかった。この結果はジェスチャ―を使用する發話樣式が韓國語よりも日本語において少ないことを示唆する。次に、フィラ―の産出量は、日本人KSL學習者よりも日本人KFL學習者において多かった。この結果から、話者のフィラ―産出には第二言語環境よりも外國語環境において母語の干涉がより强いと考えられる。第二に、本硏究では名古屋に居住している日本人KFL學習者のジエスチャ―使用とフィラ―混用の構造的特徵が韓國での留學滯在期間によって異なるか否かを分析した。分折の結果、まずジェスチャ―の産出量は、短期留學グル―プと中·長期留學グル―プ間で同程度であった。この結果は日本人韓國語學習者が異文化接觸空間で韓國語のジェスチャ―使用樣式を習得したといっても、自文化言語空間では母語の影響をより强く受ける可能性を示唆する。一方、フィラ―の産出量は短期留學グル―プよりも中·長期留學グル―プにおいて多かった。この結果から日本人KFL學習者のフィラ―産出量に影響を及ぼす要因には、發話負荷のみならず發話動機も存在していると考えられる。

서울방언화자의 전남방언화자를 대상으로 한 일본어 악센트 청취경향 비교

양나임 ( Na Im Yang )
한국일본어교육학회|일본어교육  56권 0호, 2011 pp. 49-72 ( 총 24 pages)
6,400
초록보기
ソウル方言や全南方言の韓國人日本語學習者を對象に日本語のアクセントの聞き取りテストを行い、アクセントの聞き取りに影響を與える要因を調べた。その結果、次のようなことが明らかになった。1)拍數が增えるにつれてアクセントの聞き取りの正答率が下がるという結果が現れた。このことから、拍數がアクセントの聞き取りに影響を與えていることが分かった。2)學習者がアクセントの聞き取りに最も困難を感じるアクセント型は中1高型、中2高型であり、これに比べ頭高型、平板型は聞き取りやすいという結果が現れた。3)方言差はアクセントの聞き取りに影響を與えているが、學習差による影響がより大きく、上級學習者より初級學習者の方がアクセントの聞き取りに困難を感じていると言える。4)普通拍より特殊拍を含む單語の聞き取りで、アクセントの區別が困難であることが分った。特に音節位置という音聲環境に影響を受けやすく、語末より語頭の位置でアクセントの區別が困難であることが觀察された。5)學習者の聞き取りの誤答パタ―ンは普通拍、二重母音、特殊拍のそれぞれ異なる音節構造を持っている場合でも、似ている形で現れた。6)特殊拍を含む單語の場合、聞き取りの誤答パタ―ンには特殊拍の後ろにアクセント核があるという答えが多く現れ、聞き取りの際に、學習者は拍ではなく音節單位で聞き取る傾向があり、音節內部での高さの下降や上昇はかなり把握しにくいものと判斷される。このような傾向は初級學習者に顯著に現れ、學習の初期段階からアクセント核の位置を區別する指導や訓練が必要であると考えられる。以上の結果から分かるように、アクセントの聞き取りは母方言の影響より學習差による影響が大きいことから、アクセント指導の際に、音節內の高低變化といった聞き取りに困難を感じる音聲項目を優先的に取り組んで指導を行えば、アクセントの聞き取りは改善できるものと思われる。

일본어 학습자의 학습전략과 성취도와의 상관관계

최정희 ( Jeong Hui Choi )
한국일본어교육학회|일본어교육  56권 0호, 2011 pp. 73-95 ( 총 23 pages)
6,300
초록보기
日本語學習者の成績に影響を與える樣樣な變因と成功的な學習者を理解するために、日本語學習者の性絡、學習タイプ別の學習ストラテジ―と學習方法による成績との相關關係を調査した。學習方法(講義ベ―ス、問題解決のベ―ス)による成績との相關關係を檢證した結果、講義ベ―スの學習(70.43点)と問題解決のベ―スの學習(69.39点)の平均得点は70点台で差はなかった。學習ストラテジ―の使用では、講義ベ―スの學習者の場合、すべての學習ストラテジ―の使用で問題解決のベ―スの學習者に比ベて低い使用頻度を見せたが、情意的ストラテジ(2.0897)のみで高かった。認知ストラテジ―(2.0765)の使用頻度が最も低かった。性格、認知學習タイプ別の學習ストラテジ―と成績との相關關係を檢證した結果、点數との相關性が最も高い認知ストラテジ―の使用は、判斷型(2.1591)が最も高く、70点以上の点數台ですベてのタイプの中で最も高い成績分布(69.5%)を見せた。學習ストラテジ―の使用による、學業成績との相關關係のあることが明らかになった。學習者個個の變因である性格、學習タイプ別の學習方法によるた學業成績との相關關係を分析した結果、直觀型は講義ベ―スの學習(71.42点)での問題解決のベ―ス(61.48点)より10点ほどの高い成績との相關關係を見せた。講義ベ―スの學習で、成績と高い相關關係が示されている直觀型、思考型、場依存型、衝動型學習者が問題解決のベ―スの學習よりも講義ベ―スの學習に適していると見ることができる。學業成績に影響を與える變因を性格、學習タイプ別の學習ストラテジ―と學習方法で接近し、これによる相關關係を分かるようになることは學習の主體である學習者を理解し、戰略基盤指導法の設計と成功的な第二言語習得の關係を明らかにすることに役に立つだろう。

類義語記述の一方法 -社會的コノテ―ションに注目して-

강경완 ( Gyung Wan Kang )
한국일본어교육학회|일본어교육  56권 0호, 2011 pp. 97-113 ( 총 17 pages)
5,700
초록보기
類義語の意味を正確に把握するためには、明示的意味·槪念的意味としてのデノテ―ションだけでなく、暗示的意味·感情的意味としてのコノテ―ションも同時に記述しなければならない。本稿では、暗示的意味の中で、特に社會におけるあり方·ものの見方を反映した「社會的コノテ―ション」に注目し、類義語記述において一つの效果的な方法を、「英雄」「ヒ―ロ―」/「普通」「一般」の類義語を例に檢討した。「英雄」には、<(悲劇に卷き입まれる)自己犧牲を通じて共同體への貢獻をしたアジア·中南米·アフリカの開發途上國、庶民や貧困層など被支配階層の政治家や軍人>の社會的コノテ―ションがあり、惡事を동く人間や集團がよく英雄として崇められ、神聖視されることも多く、このようにして作り上げられた英雄に對して、書き手はよく非難や皮肉の態度をとる。これに對して、「ヒ―ロ―」には、<常に新しく誕生するスポ―ツ選手で、特定の個人や組織のために貢獻をしたり、夢を與えたりする人>の社會的コノテ―ションが燒き付けられており、「英雄」と區別される。「普通」と「一般」は、「普通の~」「一般の~」という典型的な形式におけるコロケ―ションから、「普通さ」は主に性別や年齡などの觀点からみた人を特徵付け、「一般さ」は社會的關係からみた人を特徵づけていることが分かった。例えば、「普通の人」には、<(人間の本性という觀点からみて)常識的な感覺をもち、モラルを守る存在>、「一般の人」には<(社會的關係という觀点からみて)國家權力による被害者であり、專門的な知識や認識が足りない人>の社會的コノテ―ションが確認された。このように、コノテ―ションを意味分析の中心におくという觀点は、從來のデノテ―ション領域での比較だけでは暖昧であった類義語間の使い分けの基準を明確にし、類義語學習においても有益な情報を與えてくれる。
5,200
초록보기
本硏究では、韓國人日本語學習者が日本語音節鼻音をどのように生成し、どのように産出されているのかについて音響的特徵からその傾向と實態を檢討した。その結果は以下のようにまとめられる。(1)持續時間の長短 ①韓日兩言語母語話者は共に各單語に對するモ―ラ間の持續時間は互いに調整しているものの、各モ―ラ間の長さは必ずしも等時間ではないことが明らかになった。(2)日本語の音節末鼻音のうち、第2モ―ラ目の/ŋ/と韓國語のバッチム``ㅇ``の場合は他の鼻音の組み合わせ(/ŋ/と``ㄴ``, /m/と``ㅁ``)よりも全體持續時間が相對的に長いことが確認できた。③韓國語話者は日本語話者とは異なり、2音節語の場合、語末に鼻音が含まれている第2音節目よりも、語中に鼻音が含まれている第1音節目の方が相對的に長く發音された。この結果は日本語を習う學習者において語末の鼻音より語中の鼻音を生成·産出するのに負擔がかかり、それが持續時間に反映されたものと考えられる。(2)鼻音のフォルマント ①低帶域フォルマントの場合は韓日兩言語母語話者共に類似した傾向が觀察された。男性話者は約200Hz付近に、女性話者は約280Hz付近に低帶域フォルマントが現れた。この点から、低帶域フォルマント區間は男女差が反映されるものと言える。本實驗の結果からは、アンチフォルマントと各鼻音の調音位置との相關性については十分に明かされていない。よって今後は先行または後行する母音のフォルマントの遷移區間に注目して更なる檢討をしていきたいと思う。

日,韓兩言語における漢語動詞の對應關係 -記述文法を中心に-

김경수 ( Kyung Soo Kim )
한국일본어교육학회|일본어교육  56권 0호, 2011 pp. 127-141 ( 총 15 pages)
5,500
초록보기
本稿では、日本と韓國で出版された各各の辭書の見出し語を抽出し、また兩國のコ―パスから得られた資料を用いて、兩言語の漢語名詞及び漢語派生述語形式における樣樣な現象-「形態的·意味的·機能的な相似と相違-について考察する。調査の結果としては、以下のようなことが明らかになる。①漢語名詞から派生した(漢語)動詞と(漢語)形容詞の關係が形態的に區別されない韓國語に對して、日本語では形態上の區別が可能であり、その点が兩言語の際立った特徵の違いと言える。②兩言語において動詞と形容詞が連續的な關係にあるにも關わらず、その範疇の範圍には若干の差異がある。つまり、範疇化の觀点からすると、韓國語は日本語より動詞の範圍が制限的であると言える。(卓越、混雜、乾燥等) ③漢語派生述語の體系における兩言語の類似点と相違点について調べた結果、ある一方の漢語名詞の形態が存在する場合と、同じ漢語名詞を用いて動詞化した場合に異なる樣相を見せるものが確認される。(前者野場合: 苦勞(苦生)、商賣(商事)など·後者の場合: 殺人、根據、照明、不平など) これまでの漢語名詞及び漢語動詞の對照硏究は、上の②、③に提示した漢語が實際に使われている文に目を向けることは少なかったと思う。そこで本稿では,兩言語の辭書及びコ―パスを通じて全ての漢語を比較檢討することにより、これまで見過ごされてきた現象を發掘することができると思われる。

걸과구와 양태부사에 관한 일고찰 -스케일(scale) 구조의 관점에서-

김영민 ( Young Min Kim )
한국일본어교육학회|일본어교육  56권 0호, 2011 pp. 143-157 ( 총 15 pages)
5,500
초록보기
本稿では、ある種の結果構文において、結果句が結果狀態を表す本來の機能以外に樣態副詞的な機能も合わせ持つことに注目し、その理由を形容詞類のスケ―ル構造の觀点から說明できることを明らかにした。典型的な結果構文では許容される使役表現への言い換えができない、いわゆる周邊的な結果構文において、結果句は結果狀態を表す機能のみならず、主動詞の表す行爲の樣態·程度までを修飾する樣態副詞的な機能も合わせ持つ。本稿では、このような現象を形容詞類のスケ―ル構造の觀点から說明した。スケ―ル構造とは形容詞の持つ性質·狀態の程度の順序集合のことである。スケ―ル構造は段階的な性質·狀態を表す形容詞類のみが有するものであるが、スケ―ル構造上の極点があるか否かによって、閉じたスケ―ル構造の形容詞類と開いたスケ―ル構造の形容詞類に分類される。結果句に開いたスケ―ル構造の形容詞類が現れる場合に結果句は二重的な機能を示す。開いたスケ―ル構造の結果句は極点を持たないので有界的ではなく、そのため結果構文の事象構造の限界的な解釋に關與しないで濟む。その分、開いたスケ―ル構造の結果句は、主動詞の表す行爲の樣態·程度を修飾する機能をも果たすようになるのであると考えられる。なお、本稿での主張を展開する中で、同現象に對する宮腰(2007、2009)の分析も檢討し、宮腰の結果句の分類に修正を加え、さらに宮腰の分析では韓國語と日本語で觀察される同現象を統一的には說明できないことを確認した。

최적성이론에 의한 상대일본어 모음탈락의 분석

이병훈 ( Byeong Hoon Lee ) , 한탁철
한국일본어교육학회|일본어교육  56권 0호, 2011 pp. 159-174 ( 총 16 pages)
5,600
초록보기
本硏究は、上代日本語において「語彙形態素+語彙形態素」の結合による母音連續で發生した母音脫落を最適性理論の화組みで分析した。今までの先行硏究では、脫落母音の決定において、前部形態素の尾母音の脫落を原則とする說と、連接する母音の間の響き(廣狹)の違いにより脫落母音が決定されるという說が兩立している。本硏究ではこのような兩說の中の一方に贊成、他方に反對するわけではなく、兩說で脫落母音の決定に關與する要因として指摘された「連接する母音の順序」、「連接する母音間の響きもの差」、「連接する母音と前後の音節の母音との同一性」などの要因のすべてを脫落母音の決定に關連する要因と見て、これらの要因に關わる制約を設定、制約間のランク付けをする方法で脫落母音の決定を說明した。つまり、二つの異なる母音の連接を禁じるNoHiatus、形態素の最初の分節音の削除を禁じるMax-Ml、ある分節音が音節の頂点に來ることを禁じる*P/a、語頭音節の脫落を禁じるMax-Wlo、形態素內の隣接する音節で同じ母音を禁じるOCP-Vなどの制約を設定、これらの制約ランクを「NoHiatus、OCP-V、Max-Wlo》*P/i》Max-MI》*P/u》*P/e、o」のように付與し、上代日本語の母音脫落で脫落母音がどのように決定されるかを說明した。
6,900
초록보기
本稿では日本聖書協會刊行による新約聖書(新共同譯)の4福音書を言語資料として、ナル型敬語とレル型敬語が混用されている우の中から、「お入りになる·入られる」「お着きになる·着かれる」「お話しになる·話される」を對象として、これら尊敬語形式の使用實態を檢討することにより、ナル型敬語とレル型敬語の使い分けに關わる使用上の基準について考察した。その結果、使用上の基準が우によっては一つの要因のみ直接的に關與する場合や、複數の要因が等價的に關わってくる場合、多數の要因が複合的に作用する場合があり、その關與の仕方は必ずしも一律的ではなく、複雜な樣相を見せているという点が確認された。本稿で考察した主な內容を動詞別にまとめると以下の通りである。[1] 「入る」の尊敬語形式にはナル型敬語「お入りになる」とレル型敬語「入られる」があるが、兩者は原則的に使用上の基準に從って使い分けられている。そして、(2)[マタイによる福音書]の「イエスは、~家にお入りになった」と(6)[マルコによる福音書の「イエスが~家に入られると」から表れる敬語の混用實態は、單なる福音書間の異同の問題ではなく、剩余的な複數の尊敬語形式が共存する動詞を對象として差別的な敬意度が適用された結果であるとの結論に至る。一方、(3)[マタイによる福音書の「イエスがカファルナウムに入られると」と(11)[ルカによる福音書]の「イエスは、~カファルナウムに入られた}」のように同じレル型敬語が使われているが、述語形態を異にすることにより、各各異なった使用上の基準が동く例もある。(2) 「着く」の尊敬語形式にはナル型敬語「お着きになる」とレル型敬語「着かれる」があるが、兩者は原則的に使用上の基準に從って使い分けられている。一方、(15)[マタイによる福音書]の「イエスが~ガダラ人の地方に着かれると」と(19)[ヨハネによる福音書]の「[イエスが]ガリラヤにお着きになると」のように敬語主體や地の文、敍述內容、前後2文の繫がり方が同じであるが、各各異なった使用上の基準が關與して別個の尊敬語形式が選擇的に使われている例も確認される。(3) 「話す」の尊敬語形式にはナル型敬語「お話しになる」とレル型敬語「話される」があるが、兩者は原則的に使用上の基準に從って使い分けられている。一方、(20)[マタイによる福音書]の「[イエスは]別のたとえをお話しになった」と(24)[マルコによる福音書](27)[ルカによる福音書]~(37)[ルカによる福音書](41)[ヨハネによる福音書]の「イエス{が·は)~たとえを話された」のように敬語主體や地の文、また敍述內容が同じであるが、各各異なった使用上の基準が適用されて、結果的に尊敬語形式を異にする例も存在する。(3)の「入られると」と(11)の「入られた」、(15)の「着かれると」と(19)の「お着きになると」、(20)の「別のたとえをお話になった」と(24)(27)~(37)(41)の「たとえを話された」のような現象については、複數の尊敬語形式が可能な動詞においては、その剩余性によって福音書間に異同が發生する可能性を完全には排除し難いが、本稿では飜譯段階において高度に意圖された敬語選擇がなされており、該當の尊敬語形式と使用上の基準の間には密接な關連性が結ばれているという点を明らかにした。
1 2 >